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タイトル通り訃報である。
☝『ゼロの使い魔』☝作者『ヤマグチノボル』氏、死去。
今日知った。
衝撃を受けた。
訃報→http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/20130411/index.html
下段の『ルイズ』を見ていると……。
調べると『ヤマグチノボル』氏は、ここ二年、闘病生活を送っていたというを知った。
彼は、執筆とは別に病という見えない敵とも闘っていたのだ!
だが、何も知らんかった俺は本屋に行くたび「『ゼロの使い魔』なかなか、新刊出えへんな~」と思っていた。『ゼロの使い魔』はあと少しで完結。結末を今か今かと待っていた。
物語の展開もそうだが、あとがきでも物語の終結についても何度か触れられており、ワクワクしながら待っていた。
今日知った『ヤマグチノボル』氏の訃報。
『ゼロの使い魔』は残り二巻を残し未完となった……。
なんと言えばいいのかわからない。
いろいろなことを想像し考える。
そうして、出てくるのはやっぱり――
――「ご冥福を祈る」だ。
いや、もうひとつあった――
――「ありがとう!」だ。
一期一会という言葉がある。
これはなにも人同士のことに限らない。
本にだって当てはまる。
俺が『ゼロの使い魔』にあったのは、パソコンで「面白いラノベはないか?」と探していた時だ。
『MF文庫J』のホームページに入った時、目を引いたのが『ゼロの使い魔』という小説だった。
『ゼロの使い魔』シンプルで格好良いタイトルだと思った。
「誰それの使い魔ってのやったらわかるけど、0かあ。この子がゼロってキャラなんか?――」
表紙を見て――台座に腰掛ける桃色髪の気の強そうな少女――思った。
「もっと胸が欲しいなあ~」とも思った(爆)
『MF文庫J』ホムペの機能である立ち読みをした。
面白かった。
それから、すぐに家を出た。
自転車に乗り家から一番近い本屋に向かった。
購入し家に帰ると、すぐさま読んだ。
やっぱり――いや、想像以上に、面白かった。
ストーリーに引き込まれた。登場人物が皆魅力的だった。
『サイト』『ルイズ』『デルフ』『シエスタ』『キュルケ』『タバサ』『アンリエッタ』……。
みんな個性的で生き生きとしていて好きになった。
読み終わりすっかりファンになった俺は、『ゼロの使い魔』の新刊が出るたびに購入し読んだ。
『ゼロの使い魔』は未完で終わった……。
無念だ。だが一つ言えることがある。
「俺は『ゼロの使い魔』が好きだ!」
そう、それはきっとこれから先も変わらない。
この先再び読み返す時、俺はこう思うだろう。
「やっぱり『ゼロの使い魔』は面白い」と。「俺は『ゼロの使い魔』が好きだ」と。
だから「ご冥福を祈る」ではなく「ありがとう!」と言いたい。
「『ヤマグチノボル』先生、本当にありがとう!!」
最後に一言。
言うまでないことだが、☝表紙の女の子☝
メインヒロインちゃうから。『ルイズ』やないからね。『ティファニア』やからね。
彼女は『シエスタ』より『アンリエッタ』より『キュルケ』よりも――巨乳……爆乳
つまりは……「そういうコトだ!!」(爆)
「何故、何!?」は訊かないお約束。俺から言えることはひとつだ。
お察しくださいm(_ _)m(笑)
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