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ヒロインが泣いて、泣いて、泣きまくる……。
それが『WHITE ALBUM2』!!
これがよく言う、泣きゲーってやつなんやね(違)
今頃プレイか……! 暑苦しい今時分にかい……! それも、パソ版かよ……!
と、セルフツッコミを入れつつも、プレイ。
――え……えがった!!
今回は趣旨を変えて、ややネタバレ気味に、行きまっせ~。
評価とか「今頃~!?」って感じやし、テキトーに思いの丈を? 語るぜい。
たまにはこんなんもアリやろ?
☟レビュー、感想的な思いの垂れ流し~☟
この『WHITE ALBUM2』は大分と前から目をつけていた。
パソ版で『Introduction chapter』が出た時からだ。
でも、どうせなら『clothing chapter』が出た時に一気にプレイしちゃろう!! と、放置していた。で、それまでの繋ぎとして、コンシューマー版(プレステ3)の『WHITE ALBUM』をやっていた。冬の空気間と理屈じゃない、もどかしい恋愛の雰囲気が良く『2』はどうなるんやろう? ――と思っていた。
シナリオはあの『丸戸』氏なのも要注目だった。
だが、基本的に下半身事情最優先なもんで(爆)(゚Д゚)ノオイ
「また今度、また今度~」で、長らく放置。
しかし、ここ数週間でついにオールクリアよ!! うはははは…………。
まずは『introduction chapter』
起承転『結』からの意味深な始まりから、学園物語へ。
青春サクセスストーリーだが、その合間には『かずさ』『雪菜』との恋愛模様が描かれて……。甘酸っぱいとかほろ苦いとうのでは言葉が足りない物語だった。
エロシーンはまさかの、一箇所のみ。一箇所、つまり
大好きなお姉ちゃんからクリアしたさ!
全ヒロインの中で唯一の年上ヒロイン『風岡麻里』嬢。
典型的な高め過ぎ女!! ということで、仕事はできるが無茶苦茶クールで情の欠片もなさそうな強者を予想してプレイしていた。前作ヒロインの『篠塚 弥生』とはまた違った感じのとっつきにくさを、考えていたが……。
いや、普通に可愛いやん。年上やけどめっちゃ可愛いやん。
元々、主人公に気が有ったのは大きいとしても、それにしても……可愛いやん。
美人で仕事出来まくりの出世頭。でも恋愛には疎い。こゆとこは『かずさ』に似てるな。
このギャップに見事にやられたね。
「結局は、シンプルなのが一番いいんだよ!!」
まあ女優さんも家ではジャージで片手に焼酎だったりするしねえ(笑)
良く出来たカワユいキャラだった。いぢめていぢめて最後にギュッとしてやりたいキャラだ(爆)
次!! ゆるい友達系彼女!? の『和泉千晶』と、思わせておいてとんでもない食わせ物だった彼女。
「おいいいぃぃぃぃ!?」
と、激しくツッコミを入れてしまうほど。
『丸戸』マジック? に見事にかけられた。天晴れだよ!!
彼女を全面的に受け入れられた人は果たしてどれだけいたのか?
『かずさ』とはまた違うタイプの“天才”の彼女。中盤からキョーレツだったね。
このサブキャラでこの『千晶』だけ一発ではクリア出来ずノーマルエンド? を見ない限りトゥルーにいけない。
シナリオ的にもキャラ的にもトリッキーだった彼女。いろいろ考えさせられたね~。
すごいなと思いつつも、果たして受け入れられるか……。堅物なくせに情に脆い『春樹』だから結ばれたんだろうな~とか余計なこと考えちまった。
いろいろ考えさせられたが、彼女のストーリーもキャラも俺的にアリ。
そんなもんだと思ってしまえばこれ以上楽しいキャラもいないと思うんだな。
年下、JK! 『杉浦 小春』
またの名を『小春樹』……。春樹を若く、女の子にしたらこんな感じなのか?
彼女も、可愛いかった。『麻里』リン同様、中盤からのデレ具合が萌え~。
しっかし、それとは別に友人達との確執や学園での立場……もうフルボッコで…………。
若気の至りと言ってしまえばそれまでっだが、子供は残酷というか、若いゆえの思い込みの強さ、融通の利かなさ……。リアルで痛かった。
『春樹』と同じで、男だったらこんな事にはならなかっただろうに……。
と、彼女のストーリーも中々、考えさせられた。
でも、最後はハッピーで、良かった。
ホント良かったよ。『小春』っち。
サブキャラオールクリアで、やってきました。
二大ヒロインの一角『小木曽雪菜』嬢。パンパカパーン
“雪”という名前が入っている時点でキテるよな。
話も、素晴らしい作りこまれ具合。
プレイしていて、もしかすると一番やっかいなキャラは彼女では!? なんて思いながらプレイしていた。
強いのか、狂っているのか……。両方か……。
あまりに出来過ぎな、彼女。優しさが残酷な時もあるということを教えてくれる。
もしそれを狙ってやっているとしたら、彼女は魔女だが。
温かい家庭と『春樹』『かずさ』という人物にあって核反応的な化学反応を起こした奇跡のキャラ。
『千晶』が「わからない、つかめない」といった意味も解るってもんだ。
『雪菜』ならば、別に『春樹』に拘らなくとも幾らでも幸せになれるだろうに。
でも、『春樹』だからこそ、ここまで深く愛することが出来たのだろう、とも思った。
全く人の想いとは、感情とはままならんね。ホントに。
ひたすらに前向きで強かな彼女、自分も周りも幸せにできるすごいキャラだと思う。
流石はメインヒロイン!! というキャラ。
幸せになって欲しいやつだ。
雪に対して冬!! ラスト『冬馬かずさ』嬢!!
黒髪ロングは昔から大好物。二次元の黒髪は本当に大好き。キャラ的にもクールやお姉さんが多いのも好きな理由。
『introduction chapter』での、クールぶっきらぼうぶりから、再会を果たした後のぐでんぐでん(笑) 具合、ギャップが最高な彼女。ずるい奴。
母性本能ならぬ、父性本能というか、男心をくすぐってやまない。
これは『麻里』嬢にもいえたことだけども。
ここまでダメな子も珍しい。ピアノの腕との、この反比例具合ww
『雪菜』のシナリオをやりながら――
「幸せになってくれ~。頼むよ、マジで~」
――と何度思ったことか……。特に初めに、ノーマル? をクリアしたときは本気で思ったね。
「切ねえよ! 『届かない恋』ってこういうことか!? 『かずさ』にとっても『春希』にとってもよぉー!?」
――と叫びそうになった。
でも『かずさ』らしいというか『WHITE ALBUM』らしい終わり方のような気もして、何とも言えん気分も味わった。
こういう終わり方もありっちゃあアリだと思った。
けど、やっぱ愛しの『春希』と結ばれてくれ!! と。幸せになってくれ、と。
幸い、トゥルー!? があることに気づき、プレイ。
『雪菜』のトゥルーとは真逆の辛い展開。
『雪菜』が皆に祝われて、グランドフィナーレ的な終わり方をするのに対して、あまりに物悲しい。
明るく前向きで広がった世界を持った『雪菜』と酷く不器用で小さな自分の世界に閉じこもった『かずさ』との差がこれか……となんとも言えない気持ちになった。
これから数年数十年と経てば、自分たちを許せるときは来るのか……。とにもかくにも幸せになってくれ『かずさ』と思ったわ。ホントに。
ちなみに、イッチャン最後の『雪菜』の弾き語りは必要やったんかね?
あと、アホなんで曜子が言った『覚悟して見ろ』の意味もよくわからんかった。
別に入れてもいいが、それなら『かずさ』も入れようや、と思ったね。
ヒロインはもちろんだが、サブもイカしてた。
親友の『依緒』&『武也』+『朋』。小木曽ファミリー。『曜子』編集部の面々……。
特に『武也』が印象深かった。とことん、最後の最後まで主人公『春希』の味方をする特に『かずさ』トゥルーで「コイツすげえな」と感心したもんだ。
人は簡単に人を責める。
何にも知らなくても、自分の勝手な思い込みや、好き嫌いで責める。
その反面、認めることや許すことはどれだけ、難しいか……。
『武也』や『雪菜』を見ていて、そんなことを考えた。
やっぱ、人を(自分も)責めちゃいかんよな。
人を責めても、裁いても、結局何も解決しない……。
「アレ……なんの話だっけ!?(爆)」
――まあ、いいや。
とにかく、人の想いはままならないということやね。
でもだからこそ、美しくてドラマチックだったりするんだよな~~。
プレイしていて、こんなにいろいろと考えさせられたのは、久しぶりだ。
超常現象やファンタジーでない恋愛モノで、ここまでパワーのある作品は『君望』以来か……。
『君望』には、非常にハートを鍛えて頂いた。
あれがなかったら、かなりキツかったやも……(笑)
『君望』は、質、量ともに素晴らしい、魂の作品。
そして、トラウマレベルの欝、カオスもスバラシイ(笑)作品でもあった。
「もう、ええやろ。ええかげんにしてくれ~。やめろ~ショ〇カー!!(爆)」
――と思いながらプレイしていたのは良い思い出だwwww
サブから攻略していってメインの『遥』『水月』クリアする頃には、感覚麻痺してて、感動するとかより「や、やっと、終わった……」というゴールの見えないマラソンを、ようやっと終えたような、気持ちが強かった。
両方プレイして共通の思ったことが……。
「もう両手に花でええやん。そんなに苦しむんやったら、両方とっちまえよ。それでどれだけ罵られ用がぶちのめされようが、二股貫いて幸せにしてやれよ、ヒロイン二人共お前がいれば幸せなんだから、人生かけろよ」
こんだけいい女二人に惚れられるような奇跡起こしてんだから、頭のネジなんざ2,3個ぶっ飛ばして、突っ走ればいい。
周りに何言われようが、何思われようが、好きな女が隣に居りゃ、十分やん?
しっかし、オールクリアして良ったわ。
あれだな、エロゲーとギャルゲーを舐めてる奴に『君望』と『WHITE ALBUM2』やらせたいな。
これやった上で文句言うなら、もう何も言わんわ。
「ってアレ、何の話だっけ!?(笑)」
――ま、いいか(2回目~~)
本当に、何度も言うがみんな幸せになってくれ。
今は辛くとも、一生傷は残っても、とにかく幸せになってくれ。
ヒロイン達に贈る言葉は、これだけだ。ん? 『春希』ああ、ヒロインのついでに幸せになれ(笑)
エロが見たくて、『PC版』を買ったが、その内『PS3版』もプレイしたいものだ。
しっかし、このゲームはストーリー的に、ヒロインと『春希』の関係的にエロも外せないものだと思うんだが、コンシューマーではどう修正されているのか……。そっちも見物だ。
ずっと残っていって欲しい作品。文章やCGの表現、演出が、いちいち憎い。
歌聴いてると、込み上げてきやがる。
『届かない恋』は『雪菜』バージョンの方が好きだな。やっぱり。
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